What's MORE JAPANESE

22/Jan/2005/nOrikO

旧友?の斎藤ネコ師匠がフランツ・カフカ原作の「城」の舞台音楽を担当しているということで、早速初台の新・国立劇場まで出向いてきました。3時間45分と聞き、覚悟を決めていたのですが、眠ることもなく舞台を見入ってしまいました。
カフカの原作は読んでいないのですが、ストーリーはわかりやすく展開していきます。これだけのセリフ、覚えるのは相当大変だっただろうなあ、、、主人公 Kを演じた役者さんお見事でした。照明も衣装も素晴らしくって、、、そして何といっても音楽!です。怪しげな東欧音楽にフランス近代ものの香りを散りばめながら、ある時はコンテンポラリーなロック調ありの、、、あああ、斎藤ネコ(敬称略)だあっ!の世界が炸裂。
ちょっと惜しかったのはラスト。ここまでおもしろくひっぱってきたのだから、何か仕掛けが欲しかった気も。。。まあ、未完の原作に忠実なんですね。
そしてひとつ不満があったのは休憩時間の短さ。トイレの行列に、飲み物を買う行列を経て、やっと赤ワインのグラスを手にした途端、非情にも2幕開幕のベルが鳴り響きました。。。30分は欲しいですよ、この長い芝居を見るためには。
今週末いっぱい上演ということで、興味のある方はぜひ!

18/Jan/2005/nOrikO

タロット占いが流行っているらしい。
ブームのきっかけはこれまた「冬ソナ」で、主人公の2人が同じ《運命の輪》のカード をひいたことから始まったとか。
今までタロット占いってちょっと気味が悪かった。 死神とか悪魔とかのカードをひいてしまったら、ずっと気に病んでしまいそうだから。
でもタロットというのはそんなに先の事は占えないので、もっと気軽に楽しんでもい いんだそうな。
ということで、最近タロットを勉強中のジャン・ピエールに、2005年の私の前半を占っ てもらいました。

私の本来の姿は《女帝-The Empress》、母性、愛情にあふれ、魅力的(エヘン)。
そして進もうとしている方向は《死神-The Death》の逆位置。逆位置っていう事は、生まれ変わる、希望が見える、復活するなど、悪い意味ではないらしい。
現在おかれている状況が《隠者-The Hermit》、探求中、孤独、恋愛でいうと愛人、、、、
そして最後の結論としてでたカードが《運命の輪-Wheel of Fortune》! 運命は止まることなく廻り続けるという意味を持ち、努力が実る、運命的な出会い、チャンスを掴む、などなど。
ああ、おもしろかった。
えっ、当たっているって?
さあ、それは神様にしかわからない。
負け犬の女王さんも、逆転勝ちしたことだし、負け猫ノリリンにも未来はある?

13/Jan/2005/nOrikO

「クイジン」という料理雑誌の1月号に、「おいしくて体にいい、6つのスパイスパワーを丸ごといただくこだわりの薬膳カレーにハマる」という特集が組まれています。
これは武蔵境でインド料理のキッチン・スタジオ・ペイズリーを主催する香取薫先生監修の、初心者にもわかりやすいとても丁寧なスパイス解説とともに、4種類のカレーのレシピが詳しく掲載された、雑誌とは思えない永久保存版のクッキング・ブック。 ひょんなことから、お正月に某所でひらかれたカレー・パーティーのお誘いをうけ、日本におけるインド料理の達人たちと知りあいになり、その時その場に香取先生がいらっしゃったので、翌日には本屋さんでゲット。すっかりとハマってしまいました。

カレーを食べにいくのは好きなのに、自分で作ることは滅多にしなくなってから、もうずいぶんと日がたちます。何故私がカレーを作らなくなったのかはここには書きませんが、私の作るカレーはりんごの入れ過ぎか、タマネギの炒めすぎか、、、全く辛くならないのです。ちなみにインドではりんごをカレーに入れるレシピがないとか。。ぢゃあ、りんごを入れるのはハウス流?

この本を読んで学んだこと。
基本的に、インドのカレーを作るには、
ターメリック
レッド・ペッパー
クミン
コリアンダー
ガラムマサラ
黒胡椒
この6つのスパイスと塩があれば本格的な味になるのです。
たったこれだけのスパイスを揃えるなんて、簡単ですよね。
本格的なカレーを作るのには、もっとたくさん必要なのかしらと思っていたのにこれで一気に、インドカレーが身近なものに感じられてきました。

この本を片手にまずはチキン・カレーから。
あららららららら。
めちゃ美味しいんですけど、これが♪
めちゃ体によさそう。毎日でも食べたいわあ。