What's MORE JAPANESE

30/Apr/2007/nOrikO

原作を読んでから映画を観ると、かなり映画にがっかりさせられることが多いので、 ヨーロッパで小説が大ベストセラーな《パフューム》と、(前作ハンニバルでは小説の面白さに映像がついていけなかったので)《ハンニバル・ライジング》は、映画を観てから小説を読む事にしました。
ふたつとも共通して、映画になると殺人事件ばかりがクローズアップされ、小説としておもしろい部分が、割愛され過ぎていました。
《パフューム》の監督は赤毛フェチの「ラン・ローラ・ラン」なので、 赤毛撮りたくてがんばってみた、赤毛の女性はみんな美しいでした。。

《ハンニバル・ライジング》の方はというと、、、 映画では、ハンニバルの少年時代の描写がほとんどなく、ハンニバルの神秘的な謎にはほとんど触れられていないので、不完全燃焼。小説ではハンニバルの時からやたら出てくる記憶の宮殿が、、、映画では全く触れられていないのは残念です。
そしてこれはもちろん原作の中でもそうですが、いきなりハンニバルが日本人の伯母に 育てられるとのいうのも、今のハリウッドのアジアン・ブームを反映してのことなのでしょうかね。
私にとってのレクター博士=アンソニー・ホプキンスだったので、今回の配役がちょっと心配だったのですが、なかなかキュートで好感触。次回作も絶対作りそうですので、数年後が楽しみです。

11/Apr/2007/nOrikO

新国立美術館の異邦人たちのパリ-1900-2005 ポンピドー・センター所蔵作品展に行ってまいりました。お昼前に到着したのでまず話題の3Fの、ブラッスリー・ポール・ボキューズ・ミュゼを覗くと 長蛇の列。1時間半待ちで、しかもそのまま立って待っていないといけないとか。唖然としつつ美術館へ。

ポンピドーって18年前に初めてパリに行った時は驚きの場所だったけど、美術館そのものはオルセーやルーヴル等の圧倒的なまでの感動はないので、今回の展示もそれなりかしらん。 3月の日記で書いた《パリ・ジュテーム》の映画同様、パリという街は外国人にとって魅力的なところ。でもフランス人は結構、パリ嫌いが多いのも事実。

ドイツ出身のMax Ernst (2 avril 1891- 1er avril 1976 ) という人のJardin de la Franceという絵がとても印象に残ったのですが、この人、Gainsbourgと同じお誕生日だ。しかもお誕生日イヴに亡くなっている。。。

1/Apr/2007/nOrikO

新世紀エヴァンゲリオンに再びはまっています。
とあるブログで偶然、エヴァのカード入りのお菓子が売られているという書き込みがあり、即ゲット。
そこから一気にyoutubeやDaylimotionでテレビ版を見まくる。
と同時に、偶然郵便局でエヴァンゲリオンの切手を発見!
テレビ版は多分、10回以上は見ているんだけど、でも久しぶりに見ると、また新たな発見があったり、、、
おもしろすぎるんですけど。。。


《僕はここにいてもいいのかもしれない - Si j'étais autorisé à rester ici
僕は僕でしかない -Oui, je me suis rien que moi
僕でいたい -Je suis moi,je veux être moi
僕はここにいたい-Je veux, Moi, rester ici
僕はここにいてもいいんだ! -Je peux, Moi, rester ici! 》



Dailymotionにフランス語版があったので、ちょっと書いてみましたが、 【世界の中心でアイを叫んだけもの】、英訳では
【The Beast that Shouted «Love» at the Heart of the World】となっていますが、フランスの解釈では、
【La bête qui criait «moi» au centre du monde】
となっており、《アイ》を《愛》ではなく、《僕》としているところが興味深いです。
さすがアニメオタクの多いフランス、深いです。。。
あっ、私もそうとうなオタクですね。。。