What's MORE JAPANESE

13/Apr/2008/nOrikO

映画を観る前にほとんど前情報等を調べずに、気が向くといつのまにか映画館に行っている場合が多いです。 ポスターが気に入ったり、好きな俳優が出ていたり、好きな監督だったりと。
今回の《マイ・ブルーベリー・ナイツ》も、ポスターが可愛いし、ジュード・ロウだし、内容はわからないけど、HAPPYなものに違いない!と気がついたらnetでチケットの予約をしていました。
で、、最初はちょっとハズシタかな〜と心配になりました。 ストーリーも映像も暗いし、DVDでよかったかも、なんて思いながら(隣に座っていた女性がパンを食べていて、その音とニオイが気になったのもあり、、、ひとつ食べおわりホッとしたら、また袋をゴソゴソとあさり、ふたつめをパクついていました。それって反則!)。

でも観ているうちに主役の2人以外の俳優人たちもみんな魅力的で、どんどんとストーリーにひきこまれていきました。舞台がアメリカだからか、ちょっと昔のジム・ジャームッシュの映画を彷彿。 ラスト付近をもう少しドラマチックにもっていって欲しかった感じもしますが、まあいいかな。
ほんわかとしました。
で、やっぱり締めはブルーベリーパイ、ですね。タルト生地でなく、パイ生地のもので。

3/Apr/2008/nOrikO

桜の季節が終わると、何だかほっとする。 今年の桜はいつもより美しかった気がする。
多分、いつもこの時期は師走の様に慌ただしく過ぎるのだけど、 今年は体調不良のせいもあり、あまり何も予定を入れなかったので、 ゆっくりと桜を眺める事ができたということかもしれない。

お誕生日もPartyをせず、桜が眺められるレストランでゆっくりとお食事。 散りゆく桜が雪のように美しかった。

そういえば3月のライヴでは、GainsbourgのNoyéeを歌った。 この曲のフランス語の歌詞がとてつもなく美しくて気にいっているのだけど、5月のライヴで歌う予定のフォーレの一曲に、Gainsbourgの詩を彷彿させる素晴らしいものがある。
100年以上前に書かれた詩なのに、まったく古さを感じさせずに、ただひたすらに美しい。初めてちゃんと訳した時には、思わず涙があふれた。
あまりにもステキなので、この詩を日本語にしようとたくらんでいる。だけどこの詩の世界を日本語に閉じ込めるのはとてつもなくムズカシィ。。。