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22/Sep/2009/nOrikO

【香水をつけない女性に未来はない】by CHANEL

2008年がココ・シャネルの生誕125年ということで、今年ココ・シャネルの映画が、一挙公開されています。
まず最初に公開されたのが、シャーリー・マクレーン主演のアメリカ映画、《ココ・シャネル-COCO CHANEL》。
アメリカ映画ということで、全く期待せずに観にいったのですが、実におもしろくて、フランス版《ココ・アヴァン・シャネル-COCO avant CHANEL》が心待ちでした。
オドレイ・トトゥは好きなタイプの女優さんではないのですが、嘘つきで気丈なココにはぴったりかしらん、なんて思ってました。 いやぁ、もう最高!
アメリカ版では、割りとまじめに、性格よく描かれていて、まるでシンデレラ・ストーリーなのですが、フランス版では、もうほとんどストーカー女! こうでなくちゃ、ココでないという感じで笑えました。 映画のヒトコマ、ヒトコマが、まるで絵画のように美しく、さすがおフランス映画だわ〜と、ためいきがでました。 映画としては、アメリカ版の方が見応えあったかな。でもシャネルはやっぱりフランス制作でないとね。
《COCO avant CHANEL》の予告編ではショパンの別れの曲が流れていましたが、本編では全く使われていなかったのが驚きでした。 あの予告編でのショパンの使われ方って、映画への期待感が高まりますので。 日本人ってやっぱりショパン好きなんだな〜って。

そして来年のお正月には、ココとストラヴィンスキーの愛を描いた映画、《シャネル&ストラヴィンスキー-Coco Chanel & Igor Stravinsky》まで公開されるそうで、ストラヴィンスキーとの関係は知らなかったので、これはめちゃ楽しみ。音楽もガブリエル・ヤレドということで、期待感大でございます。

映画後は、軽く一杯、のつもりが、、、シャンパンのハーフボトルを2本も空けてしまいました。。。